ムダ毛のお悩みを解消！
脱毛方法の種類

脱毛方法をかしこく選んで
ムダ毛とさよなら

ムダ毛の処理方法は、自宅での自己処理か出先で行うのか、一時的な除毛なのか脱毛なのかなど、条件によって様々な種類があります。
どんな方法にもメリットやデメリットがありますが、大切なのは「肌がきちんと守られるか」を知ることです。
ムダ毛をなくして綺麗な肌になりたくても、肌荒れを起こしてしまっては意味がないですよね。
予算や続けやすさを考慮するだけではなく、ご自身のお肌にとってベストな方法を選びましょう。

このページでは、ムダ毛にまつわるお悩みを解消するための脱毛方法について、詳しくご説明します。

お悩み①
自己処理がいらない肌になりたい

手軽に「永久脱毛」ができる
医療脱毛

永久脱毛という言葉を聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。
ずっと自己処理のいらないつるつるの肌になれるのは魅力的ですよね。
ここで注意していただきたいのは「脱毛＝永久脱毛」ではないということです。

「永久脱毛」ができる脱毛方法の一つが、医療脱毛です。黒い色（メラニン）に反応するというレーザーの特性を生かした治療法で、メラニンに反応したレーザーの熱が毛を生やすために必要な組織を破壊します。
すると、毛が再生されることがなくなるため、永久脱毛が実現できます。

医療レーザー脱毛機は、そのパワーの強さから医療機関でしか扱うことができない医療機器です。
医師の監視下のもと、安全性に配慮しながら、高い効果の脱毛を受けることができます。

光脱毛では永久脱毛できません！

では、電車やテレビでよく見る脱毛サロンやエステの脱毛では、永久脱毛できないのでしょうか？
クリニック以外の脱毛は、主に「光脱毛」という方法で行います。フラッシュ脱毛、IPL、美容脱毛など様々な呼び方がありますが、いずれも光エネルギーを用いています。
レーザーと同じくメラニンに反応する光の特性を生かした治療法ですが、レーザー脱毛よりも痛みが少ない傾向があることや、機器によっては美肌効果を得ることができるなどのメリットがあります。

しかし、光脱毛にはレーザーのように毛を生やす組織を破壊するような力はありません。医療の資格がないエステティシャンでも扱えるように、照射パワーは弱く設定されています。
そのため、毛が減ったり生えるのが遅くなっても、永久脱毛の効果はないのです。

毛が減ったように感じるまでにも、数年かかる場合が多く、効果をキープするためには通い続けることになります。
破格の値段でのキャンペーンも見受けられますが、回数・年数を重ねた結果、多額を支払う方も少なくないのが実情です。
また、脱毛サロンやエステは医療機関ではないため、医師が常駐しておらず、安全面のリスクも高いことにも注意が必要です。

お悩み②
手軽に家でムダ毛処理がしたい！

カミソリ、毛抜き…
自己処理に最適なのって？

今ご自宅で自己処理をされている方は、どんな方法で行っていますか？

カミソリは自己処理の定番ですよね。安い費用でスピーディーにムダ毛を処理できるため、多くの方が使用しています。
しかし、カミソリによる剃毛は、肌に大きな負担をかけます。カミソリ負けに悩まされた経験がある人も多いでしょう。

毛抜きも眉毛や指などによく用いられる自己処理方法です。しかし、毛を引き抜くことは肌トラブルにもつながるため、大宮マリアクリニックではおすすめしていません。
代表的な肌トラブルは、毛穴からの出血や毛嚢炎（もうのうえん）などの炎症です。毛が中途半端に残り、埋没毛（埋もれ毛）になってしまうことも。手軽に見えて肌への負担が大きい処理方法です。

肌への負担が少なくするためには、肌を引っ張らず刃が直接触れない必要があります。
これに当てはまるのが電気シェーバーです。当院では脱毛前の自己処理にも、電気シェーバーの使用をおすすめしております。

脱毛クリーム（除毛クリーム）は安全って本当？

上記を踏まえると、刃をあてないので肌を傷つけない脱毛クリームは安全な脱毛方法に思えますよね。
しかし、脱毛クリームには毛のタンパク質を溶かす成分が含まれているため、肌も同時に影響を受けます。
肌荒れを起こしてしまうケースも少なくないため、どうしても使用したい際はパッチテストが必須です。

また、「脱毛」クリームという名前で呼ばれることが多いですが、正確には今生えている毛を溶かすだけの「除毛」効果しかありません。
毛穴の中まで入り込んで毛を溶かしてしまうため、毛穴には毛が残っていることが必要なレーザー脱毛や光脱毛の前に使ってしまうと、照射ができなくなります。
肩やひじなど剃りにくい部位が処理しやすいというメリットもありますが、できれば避けることをおすすめしたい処理方法です。

お悩み③
思い立った今すぐムダ毛をなくしたい

近ごろ人気のワックス脱毛や
シェービングサロン

「明日つるつるの状態にしたい！」という方にとって、時間が必要な医療脱毛や光脱毛は不向きです。
最近はブラジリアンワックスに代表されるワックス脱毛を行うサロンや、女性専用のシェービングサービスを行っているエステが増えてきました。
数日後～数週間後には毛が生えてきてしまいますが、しばらく無毛状態になることができます。

ブラジリアンワックスは、VIO（デリケートゾーン）をワックス脱毛することを指します。
粘着性のある脱毛用のワックスを、数センチだけ伸ばした毛に密着させて一気にはがす方法で、最近では自分で行えるキットなども販売されています。

シェービングは男性が理容室で行うイメージですが、女性も顔剃りを行うことでメイクのりが良くなります。
ブライダル用に背中やうなじなども対応しているサロンもあり、マッサージと同時に行うケアとしても行われています。

一時的な除毛の注意点

注意していただきたいのは、「エステで行うから美肌になる」というわけではありません。
確かに欧米では、体毛にメラニンが少なくレーザー脱毛が向かない人種も多いため、ワックス脱毛は需要があります。
しかし、肌が敏感な日本人にはワックスで毛を一気に抜くことは大変な負担になります。
シェービングも、肌への負担が大きいのは自己処理と変わりありません。
エステでは軟膏などのお薬の処方ができないため、化粧品でしかケアをすることができないことも不安材料の一つです。

特別なときだけ行うには問題はありませんが、肌荒れや色素沈着、毛穴の黒ずみにつながる可能性も高いため、何度も通うのはおすすめしない方法です。

お悩み④
脱毛するなら一番高い効果がほしい

効果も費用も高い針（ニードル）脱毛

針脱毛（ニードル脱毛）は、ムダ毛1本1本に電気を流し、発毛組織を破壊する治療法です。
医療脱毛と同じく永久脱毛効果があります。
1本ずつ確実に処理できるため、最も効果が高い脱毛方法とも言えます。

しかし、強い痛みを感じやすいというデメリットがあります。
また、処理に長い時間が必要となることが多く、体へかかる負担も大きくなります。
時間や本数によって料金が設定されていることから、費用面での負担も最も大きい脱毛方法でもあります。

全身を脱毛するには負担が大きいですが、医療脱毛で照射することができない白髪やほくろから生えている毛に効果が発揮できるため、永久脱毛の仕上げとして利用するにはおすすめの方法です。

お悩み⑤
脱毛に通うのは面倒だから
家で脱毛したい

通販でも人気の
家庭用脱毛器の効果って？

「自宅で好きなときに脱毛できる」という家庭用脱毛器は、最新機種が次々と登場し、ネット通販や家電量販店でも人気の美容家電です。
フラッシュ式・レーザー式・熱線式・ローラー式など種類も豊富で、価格も以前より下がったため、購入を検討されている方も多いのではないでしょうか。

しかし、家庭用脱毛器には脱毛効果はありません。光脱毛と同じく、減毛や抑毛効果しかないため、自己処理方法の一つとして捉えるのが良いでしょう。
使い方は難しいものではありませんが、全身くまなく自力で照射していくのはなかなか骨が折れる作業です。
また、バッテリーやカートリッジを追加購入が必要なため、使い続けると多額の費用がかかる可能性があります。

やけどや失明、毛穴への負担などのリスクが大きい点も軽視できません。
肌トラブルが起こった場合も自己責任になるため、別途病院に通うことを考えると、クリニックの脱毛に通う方が面倒なことが少ないかもしれません。